授業に対する質問・コメントQeustion and Comments

第13回授業13th

※今日は特別講演でCSPジャパンの上級アナリスト 金岡充晃先生に最新の小型衛星ビジネスに関する宇宙法政策についてご講義いただきました。また、本日が前期最後の授業となります。4月からご参加のみなさん、抽象的なテーマについて短時間で準備をし、英語ディベートを盛り上げてくださりありがとうございました!

Question / Comments Answer
C. 今日もいろいろな新しい情報を知ることができ、
面白かったです。毎回、違う話題でのディベートと
先生の宇宙に関する講義は、限られた時間内なのに
とても盛りだくさんで、充実しているなと関心します。
A. 授業を楽しいと感じていただけて本当に嬉しいです。私も毎回みなさんのディベートを聞くのがとても楽しく、また、なるほど〜と関心しながら学んでおりました。後期からご留学とのこと!ぜひ楽しんできてくださいね!私もそちらにいくことがありましたらご連絡しますね。
C. 宇宙分野の最新ビジネスについてすごく詳しく
説明して頂きありがとうございました。
様々な分野の 企業が新たに宇宙分野へと
参入していることに驚いたと同時に、今後のビジネスに
大きく期待されているんだなと感じました。でも
現在法律が宇宙技術の発展に追いつけていない現状が
印象深かったです。また、多くの規制がある現状も
足かせになっているんだなど。
多数国間による様々な事情があるかもしれませんが
法律の整備が追いつけるよう期待しています。
A. 今日の特別講義は面白かったですね〜。コカコーラの売店とフリーWIFIを組み合わせて・・都市でしたら普通ですがアフリカとか未開地でしたら本当に需要ありますよね!国際宇宙法となると確かに宇宙ビジネスの観点からは法の発展が遅れて見えますが、米国の国内宇宙法などは結構速い展開を見せております。日本の国内法整備にも期待しましょう!来年の国会にて審議されます。なにはともあれ、お疲れさまでした。英語もとても上手になりましたね。

C. 金岡先生のご講演大変面白かったですし、
興味深かったです。これからまだまだ宇宙旅行も
発展していきますし、地球環境や安全性の問題
などをグローバルに解決できるきっかけにも
なるので、宇宙の面白さを改めて感じました。
ディベートはなかなか難しいテーマもあり、
苦戦したりしましたが、充実した前期でした。
ありがとうございました。

A. 前期を通じて、宇宙空間の平和利用と軍事利用、そして商業利用についてお話できたので、私も嬉しく思います!その中でご自身で面白いと思ったテーマと「法律」とを、ぜひつなげるような視点をお持ちくださったら嬉しく思います。ミサイルや宇宙兵器の話もしましたが、ビジネスももちろんすべて法律が関係します。英語ディベートも堂々と説得するように話されていましたね!本当にお疲れさまでした。
C. 今回の金岡さんの講義の感想ですが、
2000年以降における宇宙技術の開発速度が
劇的に発展したため、1970年代に 創設された
国際条約では、 現在のめまぐるしい宇宙技術の
商業分野の発展には重文や国際及び国内法整備が
追いついていないことを実感しました。
しかし宇宙技術開発という発展分野において
安全・平和を確保するために時間的コストが必要と
なるのは回避できないと思います。
個人的な見解としては、商業レベル(私人)であっても
国家による管理という形式になるかそれとも
国際条約によって個人に権限付与や責任追及を行うことは
新たな国際法の発展を要されているのではないか?
と思いました。なかなか国家中心的概念の強い国際法から
このような新たな責任形態を創設するのは
難しいと思いますが・・。
A. 感想ありがとうございます!インターネットの普及も手伝い、宇宙由来のデータ(space-based data)と地上の個人データによるビッグデータとを融合させたらどうなるか・・そこで生まれる宇宙ビジネスにはすごいチャンスがあるよ〜と、4月にウィーンの欧州宇宙政策研究所(ESPI)でシンポジウムがありました。一方で、国家による宇宙活動ですが、コンピュータに依存するシステムがほとんどのため、サイバー攻撃に弱い点があります。これを国際電気通信連合(ITU)では2001年サイバー犯罪条約によって取り締まれないか、と試みています。ハッカーが宇宙システムに不正にアクセスしたら・・同条約にもとづく各国の国内法によって逮捕される・・という流れがただいまできつつあります!宇宙法における個人の責任追及・・これから研究されるテーマです!お疲れさまでした。
C. 最後の授業にふさわしい濃い内容でした。現在、いかに
経済やその他の分野でも深く関係していることがよく
わかった講義で、多くの知識を得ることができました。
英語で討論することは、初めての経験で
難しいこともあったけれども、面白い内容でした。
ただ反論は日本語でも良いようにしてほしいです。
A. 英語ディベート、頑張りましたね!!楽しんでいただけて私も嬉しい限りです。そしてお疲れさまでした!今日の講義で宇宙ビジネスの最前線をお伺いすると、英語ができればいろいろな国の人と共同作業ができるんだな〜と、勉強する目的が見えてくるかと思います。でも、やっぱり英語は難しいですよね(笑)。
C. すごくおもしろい話でした。超小型衛星についての
知識が初めてわかりました。
普及によって生活や、商業の便利さと
自然災害の監視が役に立つと思いますが
一方、他人から監視され、商業や軍事的に悪用も
たくさんされることも考えられます。
今学期、親切にさまざまな知識を教えていただきました。
ありがとうございました。英語がよくないのと宇宙法の
知識が浅すぎて、ディベートではあまり
活躍できず、すみませんでした。
A. お疲れさまでした!確かに超小型衛星が普及することによって便利になることと不便になることとが出てきそうですね!ぜひ自然災害の監視など、みんなにとって利益となるようなプロジェクトがどんどん出てくればいいな〜と思います!英語でのディベート、いつもきちんと単語を調べて落ち着いて話されていましたよ!短時間のグループ打ち合わせで難しいテーマによく挑戦してくれたと感謝しています。
C. 民間のロケット射場はライセンス取得するまで2年間
かかるのは驚きましたが、安全や環境の配慮をを
考えると、かなり慎重に審査する
必要があります。しかし、効率を上げる可能性に力を
入れるべきだと思います。
4か月間授業で英語を使って、宇宙に関する話題で
皆さんと話せて英語力とアピールする勇気が得られまして
本当にありがとうございました。
これからも宇宙に関心を持ち続けたいと思います。
A. コメントありがとうございます!ビジネスってスピードが大切、と思うところ、2年間も審査されたらなんだかビジネスチャンスがなくなるのでは・・と不安になりますね(笑)。急いでいただかないと!英語のディベート、お疲れさまでした。単語もよく調べて、相手の目を見て話されていたのが印象に残っています。宇宙に関心を持っていただけて嬉しいです!
C. 宇宙という分野はどうしても科学技術が主たる学問で
理系の特に宇宙航空技術者だけが活躍し、文系の自分に
とっては無縁の世界だと思っていたことを痛切に
反省しています。今日の授業では宇宙の商業利用が
年々拡大をし、特に超小型衛星の開発が短期間で、
超低予算で可能となった今、その活用範囲は無限大となり
金岡さんのお話はどれも夢がありわくわくする
お話ばかりで あったので、それだけに米国だけではなく、
日本でも宇宙旅行会社や ロケットを打ち上げる会社などが
どんどん誕生し 日本の生活をより快適にしていてって
ほしいなと 思いました。科学技術者やビジネスマンが
安心して、自分の職業や仕事に専念できるように、
法的人材をどんどん育成できる環境を整えて
いってほしいです。アメリカの支援体制や宇宙産業を
引っ張っていリーダーシップはあっぱれで、ぜひとも
見習いたいものです。
あと、授業の改善点としましては、みなさんが
十分な議論ができるように週2コマにしては
いかがでしょうか。内容の濃い授業ができると思います。
A. 授業でいろいろなことを感じられたようで、本当に嬉しく思います!文系が宇宙法政策を、理系は技術を、と確かに思われますが、結構従業なポストについている人はその両方を兼ね備えていたりするので驚きです。今も日本の国内宇宙法の草案を取りまとめている方は理系出身でして・・。きっと科学技術も分かったうえで法政策を考えないといけないのでしょうね?英語のディベートも頑張っていましたね!下調べもちゃんとされて感心していましたよ。ひょんなことから授業のコマが増える可能性も出てきました。

Q.小型衛星は低コストで民間の 一般企業や一般人にとって
利用の可能性が大きく、一度に多く打ち上げられます。
しかし小型衛星はまだ回収できないので、結果として、
宇宙ゴミの量を大幅に増やすのではないでしょうか。

A. そうですね!小型衛星にも超小型衛星が含まれ、一番小さいのでは切手サイズのものもあります。配備される地球軌道にもよりますが、低軌道のものはミッション終了後、大気圏に突入させて熱で燃やして処理します。現在、UNCOPUOSでも宇宙デブリガイドラインというのがありますが、残念ながら法的拘束力のないソフトローです。大学やベンチャー企業が超小型衛星をどんどん利用していますが、法規制が早急に必要な活動になります。
Q. 他国の許可をもらわずに、全球の高速通信ビジネス
という計画は可能ですか?例えば中国の場合、
国家安全機密を侵害するという理由で、
これを中国領域で禁止する可能性などありますか?
A. 衛星の利用がはじまり、衛星による通信やテレビ放送が始まった時などは、その「内容」が問題となりました。他の国の価値観を自国民に押し付けてることは主権侵害とみなされたのです。いまはビジネスとして顧客との契約で通信サービスを展開するので、主権の問題というよりは、ビジネスの規制の問題になってきます。前期の授業では話しきれませんでしたが、INTELSATという通信に特化した国際機関があります。そこでみんなで協力しよう!という体制ができています。

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