授業に対する質問・コメントQeustion and Comments

第1回授業1st

Question / Comments Answer
C. ミサイルをロケットとして再利用して
国際協力を促進して軍縮を進める
という宇宙活動の隠された役割が興味深い。
A. 本当ですね!ミサイルがロケットに?そんなことできるの?と私も最初は衝撃を受けました。軍縮・軍備管理の観点からも、再プログラムされたロケットが宇宙ビジネスで使用される点は高く評価できるかと思います。
Q. 私は宇宙法はもちろん、国際法の知識も
基礎的なものしか有していないので最後まで
授業についていけるか少し不安ですが
大丈夫でしょうか。
あと英語もスラスラ話せるわけではないのですが
回数を重ねていくうちに話せるよう
になりますでしょうか。
A. 大丈夫です!宇宙法自体、知っている方はほとんどいません。宇宙業界にいる人でさえ・・。英語も3-4か月後に「慣れてきたな」と感じていただければ十分です。語学力は少しずつつくものですから、急がず、楽しんで勉強していきましょう。
C.宇宙法は学部時代に少ししか学ばなかったので
今回のガイダンスを聞いて興味を持ちました。
A. 関心をもっていただきありがとうございます。宇宙法は国際法の授業の片隅で・・少ししか授業で取り上げられないのが普通です。今回は4か月ありますから、商業利用から軍事利用まで、いろいろ盛り込んでいきたいと思っています。
C. 宇宙と聞くと、国際法上では地上〜km以上の
空間かと思っていましたが、宇宙はそもそも
地球を含めたすべての空間だと昔習ったことを
思いだし、USの機能説の方も理が通る当然の
意見だと納得しました。
A. 本当ですね。機能説でしたら道路で何かにぶつかっても、適用される法律がはっきりしていますし!ただ、宇宙旅行など宇宙航空に関するビジネスでは、高度で決めた方が安全規制をかけやすい、という見解もあるようです(2015年4月のUNCOPUOS法律小委員会より)。
C. ディスカッションはあまり得意な方じゃ
ないかもしれないのですが、よろしく
お願い致します。
A. こちらこそ!ディスカッションの前に10-15分ほど打ち合わせの時間を設けますから、その間に意見をまとめてみてくださいね。少しずつ慣れていきましょう!
Q. 今期の講義ではゲストを呼ぶことは
しないのですか。
A. はい、今回も招聘する予定です!7月に宇宙コンサルティング会社のコンサルタントをお招きする予定です。ご期待ください。
Q. 宇宙活動における透明性確保と国家宇宙
技術の秘密の保護が両立できますか?
そして、この透明性はどの分野/範囲についての
ものですか?(法律上ですか?情報共有ですか?
技術上ですか?)
A. 宇宙活動の透明性確保は、どちらかというと「計画」の発表になります。一方で、やはり宇宙技術は国家の安全保障に直結してくるため、技術(設計図など)の公表はしないかと思います。国内宇宙法の公開は国際ビジネスを展開する上でも重要ですので、各国の関係省庁や宇宙局のHPで公開されています。
C. 英語があまり話せず苦手で、また久しぶりに
使うので授業についていけるか不安
でありますが、宇宙法政策について興味が
あるので、受けました。宜しくお願いします。
A. こちらこそどうぞよろしくお願いします!英語で話す機会はほとんどないですから、授業の後半、思いっきり英語を楽しみましょう!
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第2回授業2nd

Question / Comments Answer
C. 宇宙法についての知識を増やしつつ
Discussionを楽しめるようにしたいです。
A. 今日は初めてのDiscussionでしたね。時間的にちょっと忙しかったかもしれませんが、次回も楽しみましょう!お疲れさまでした。
C. 今回のディベートは"全ての国家が宇宙活動を
すべきか?" というテーマ でしたが、
平和的利用をするに当たってNPTのように
探査技術を有した国のみに活動を限定することは
平和的利用の考え方としてありますが、
やはり国際協力が重要視される中、すべての国に
機会が開かれ、相互的に活動を監視することで
国際社会が成立すると 信じています。
A. 本当ですね。NPT体制のように「持てる国」と「持てない国」とで2分するのは、限界があるかと思います。そもそも国家平等の原則から考えても、発展途上国が今後こうすべきだ、とかは他国がいうことではないですものね。各国のニーズにあったスタイルで宇宙活動を進め、あとは「相互的な監視」体制があればうまくいきそうです!ただ、監視する技術も先進国が独占しているのが問題でしょうか。国連もしくはその他の国際機関に期待・・。
C. 宇宙条約第4条1文のWMD配備を禁止する
条項の反対解釈でConventional Armsの配備に
ついての議論はおもしろいと思いました。
A. 一般に第4条1文は宇宙空間を非核化した条項、または兵器の配備を制限する「宇宙軍備管理」の条項として理解されます。軍縮・軍備管理法での条文解釈として「禁止される兵器は条項で明記されるもののみ」というのが通常ですので、このような解釈になります。(が、だからといって通常兵器を配備していいと肯定する説も論争を起こすのですが・・)
C. NASAは軍事利用から分離されていた
ので驚きました。ディベートはなかなか時間が
難しいと感じました。
A. ありがとうございます。NASAは米国が宇宙の平和利用と軍事利用とを分けるために設置したもので、平和利用(もしくは民生利用)の担当です。ディベートですが、今日は初めてでしたが、そのうち慣れていくことを信じて!また来週頑張りましょう!
C. 宇宙について学べる講義があると聞いて
わくわくして参加させていただきましたが
想像以上で本当に幸運でした。
国際宇宙法など、一度ちゃんと読んでみようと
思います。これから楽しみです。
宜しくお願いします。
A. 本授業にようこそ!第1回目の配布資料は次回お渡ししますね。宇宙に関心のある学生さんにお会いできてこちらこそ嬉しいです。私も授業を楽しみたいと思っています。できるだけ最新のニュースや議論をご紹介できるよう工夫していきたく思います。
C. みなさんの英語のレベルが高いので、
私も置いて行かれないようにして
頑張っていきたいです。
宇宙に関する話題はとてもおもしろいので
もっともっと授業で紹介いただけたら幸いです。
A. 今日のディベートできちんと話されていましたよ!準備もきちんとされて素晴らしかったです。次も宇宙に関するニュースをお伝えしていきますね。Youtubeではいろいろなニュースが見つかりますし、英語リスニングの練習にもなります。ぜひみんなで楽しみながら勉強していきましょう。
Q. 今年の模擬裁判の問題において、
NEO(近地球軌道)が書かれていましたが
NEOとLEO、MEO、GEOの関係はなんですか?
A. ご質問ありがとうございます。NEOはNear Earth Objectsの略語ですので、地球近傍天体という日本語で訳されます。Oでしたら、他の言葉とOrbitでしたら近かったですね!
Q. 宇宙空間の軍事利用―ミサイル防衛と
防空識別圏は、性質上、範囲などの
関係はありますか?
A. なるほど!宇宙の軍事利用との関係にけるミサイル防衛と防空識別圏についてのご質問ですね。後者は国際法上の概念ではなく、主権が及ぶか及ばないかという文脈には入ってきません。ですが、確かに防空識別圏にミサイルが飛んでくるとしましたら・・・ミサイル防衛で迎撃する可能性も否定できませんね。学問的というよりは「実践的」もしくは「戦略的」に両者の関係を考えた方が適切かもしれません。曖昧ですみません。「関係はないとは言い切れない」というのがいまの時点での答えになります!
C. 自分の意見をアピールするのはまだできる
わけではないけど、今後の授業でもっと英語で
語れるよう挑戦します。
A. 今日は初めてということもあり、英語で意見を主張するときのスタイルがいろいろありましたね。まだ第1回目のディベートが終わったばかりですので、ゆっくり慣れていきましょう!
C. 時間を考えると、講義だけの授業とディベート
だけの授業にわけてみたらどうでしょうか。
A. ご提案ありがとうございます!今日・・確かにすごくあわただしかったですね。宇宙法政策を深く説明できないのは確かにつらいです。次からはグループ作業の時間を減らして、講義の授業を増やすなど、工夫してみたく思います!
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