授業に対する質問・コメントQeustion and Comments
第5回授業5th
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Q. 商業・民生利用に関してはUNCOPUOSで 議論が行われ、国際法やソフトロー の制定など具体的な動きをみることが できるのですが、軍事利用に関して 議論が行われているジュネーブ軍縮会議 では、法的拘束力のある国際法やソフトローの 制定といった成果は出ているのでしょうか。 |
A. ご質問ありがとうございます!軍縮会議が選ばれた理由がそもそも政治的な話を自由にするため、という目的ですので、国際法やソフトローについての議論はなされていません。しかし、同じくジュネーブにある国連軍縮研究所(UNIDIR)ではワークショップやシンポジウムが開催され、ソフトローについても議論がされています。 |
Q. 月協定についてですが、ネットで調べた限り 「月協定」を出す目的の一つは「月が 軍事化されることを防止する」みたいですが 授業の資料を見ると、1979年に発効したのに 2010年までの批准国数はわずか13か国しかない ようです。しかも米・露・英みたいな月開発について 先進国が批准してないようですので 「月協定」の実際の 実行度合はどの程度にあるのか については質問があります。 |
A. いい質問ですね!月協定第3条は1967年宇宙条約第4条よりも「平和利用」について厳しく規定されています。その意味で、「非軍事化の目的」で制定された、とも解釈できますが、そのほかにもいくつか重要な原則が盛り込まれています。批准を妨げる原因とも評される第11条「人類の共有財産」ですが、やはり批准国が少ないこと(特に宇宙先進国の批准が少ない)ことから、条約としての実効力は低い、と考えられています。 |
第6回授業6th
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Q. | A. |